6月6日 金星の太陽面通過 2012

6月6日 金星の太陽面通過 2012


6月6日は、金星の太陽面通過 2012の日ですよ。知っていますよね？
前回の金環日食は盛り上がりましたが、今回はどうでしょうね。
まず現象としては、金環日食に比べて派手さはないかもしれません。


2012年6月6日午前7時過ぎ金星の太陽面通過 2012は始まります。
金星が7時を過ぎると太陽面を横切り始めます。
これを6時間半以上かけて太陽面を移動していきます。
そして、午後2時前になると、太陽面から出ていきます。


こんな現象ですね。


小さなほくろが太陽を移動していく、といった感じらしいです。
なんかそういう風にまとめると前回の金環日食に比べて、
見ても感動がなさそうな気もしますが・・・・・。


でもまあ、次回見えるのが105年も先になるような現象だから
一応見ておきましょう。
綺麗に見るコツは、広く空が見渡せる場所で観察する事みたいですよ。


では、まずしっかりと6月6日に金星の太陽面通過 2012を見る為に
注意点をあげておきましょうか。


まず、字にも書いてある通り、金星の太陽面通過を見るということは、
そのまま太陽を直に見る、ということです。
先日の日食のときと同様、太陽光で目を傷めないように日食メガネを
正しく使用して見る、これが大事になってきます。




という事で、注意点を羅列してみました。

・決して肉眼で見ようとしない

・双眼鏡・天体望遠鏡で見ようとしない

・太陽観察用（「日食めがね」など）以外の代用品（サングラスや黒いビニール袋など）
で見ようとしない

・うす曇りでも直接見ようとしない

・日食メガネを双眼鏡や天体望遠鏡と組み合わせて使わない

・一眼レフカメラの光学ファインダーをのぞかない


何故こんなに注意点をくどくど言うのか？、
実は、5月30日に前回の金環日食で眼障害症発生状況の中間報告がされたんですね。
その報告の結果は、視力低下や、目の違和感、ぼやけ、暗点などの
目の異常を訴える人が546例もありました。、
そのうち網膜の異常がみられたのは20例もあったんですよ。


恐ろしい事ですよね。自分がなったら、と当てはめてみてください。
こんな事にならないよう、6月6日の金星の太陽面通過は、しっかり日食メガネを
付けて見ましょうね。
長時間見るのは日食メガネでもあまり良くないようなのでその点だけは注意してくださいね。


下記は、前回2004/06/08におきた金星の太陽面通過

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